冬の道

ゆっくりと一人 真っ白なじゅうたんを歩く  君と初めて出会ったばしょ
凍える指を白い吐息で暖める  いつも君と手をつないで歩いた道

葉のない街路樹 君がいない私のよう
雪で敷きつめられた道 冷たい風が吹き抜ける
君がいない私の心

ふと感じた背中の温もり  君の暖かい腕が 私を抱きしめる
君の温もりを全身で感じる  それだけで安心できる

ねぇ もうさないでね

手を繋いで帰ろう 二人寄り添って
手を繋いで帰ろう
2004.10.31