03:ゆめうつつ

時折夢に出てくるアナタは
いつもと変わらない笑顔で  あたしに笑いかける。

ただどうしてもアナタの声が聞こえない。
アナタの声をどうしても思い出せない。

どんな声で話してた?
どんな声で笑ってた?

夢と現実の狭間で あたしはただ立ち尽くす。

2006.10.30
photo by  君に、